目黒区自由が丘｜峯レディースクリニック｜不妊症治療

血液検査や超音波検査を行い卵巣の機能や妊娠に向けての健康チェックをおこないます。
超音波下卵管通水検査を行い卵管の通過を確認します。
性交渉後に受診していただき、頸管粘液中に運動している精子がいるかどうかを調べるヒューナー検査も受けていただきます。
この検査は最も妊娠しやすい時期に性交渉をもっていただきますので、スクリーニング検査後にご妊娠なさるご夫婦もいらっしゃいます。

血液検査にて感染症のチェックや、精液検査を行います。精液検査は2～3日の禁欲後に採取します。院内で採取もできますが、専用の容器に自宅で採取することも可能です。いずれにしましても、専門の技師が精子数や運動率を測定いたしますので、検査予約が必要になります。 不妊治療をご夫婦二人で乗り越えていただき、実りのある期間にしていただきたいと考えております。
男性不妊の疑いのある方は男性不妊専門施設をご紹介することも可能です。
紹介先　恵比寿つじクリニック、メンズファーティリティクリニック東京など

スクリーニング検査で特に問題のない方は、排卵期に合わせて性交渉を持つタイミング療法から開始することが可能です。
超音波で排卵日を予測しますのでより正確にタイミングを合わせることができます。

人工授精とは、洗浄・濃縮した精子を子宮の中に注入する治療法です。タイミング法との相違点は、精子が腟に入るか、子宮に入るかというところです。精子を子宮内に注入するという点は通常の性行為とは異なりますが、受精と着床のプロセスは自然妊娠と同じです。タイミング療法を複数回行った後にステップアップする事が多いですが、精子の数や運動率があまり良くない場合や、ヒューナーテストで精子が子宮に入っていない可能性がある場合などは、人工授精より治療を開始することをお勧めします。
性交渉をうまく持てないご夫婦に行うこともあります。

体外受精とは、排卵近くまで発育した卵子を体外に取り出し、体外で精子と受精させ、分割した受精卵を子宮内に戻す治療です。体外受精は一般的に下記のような方が対象です。卵管が通っていない方や精子の数が少ない方、精子に対する抗体をお持ちの方は体外受精が必要です。その他、スクリーニング検査には異常が無いのに一定期間妊娠されていない方も体外受精をお勧めします。

＊子宮内膜症の方も体外受精が有効と言われています。 子宮内膜症には手術療法という選択肢もあります。どちらを先行するべきかどうかは議論の分かれるところです。外科的療法が必要な場合は専門施設にご紹介させていただきます。