卵子活性化処理
ICSIを実施したときに著しく受精率が低い場合は、受精障害の一種の可能性があります。卵子が受精の刺激をうまく受容出来ずに、卵子活性化が起きないことが受精障害の原因の1つとして考えられています。そのような場合、カルシウムイオノフォアによる卵子活性化処理によって受精障害が改善される可能性があります。国内や海外の不妊治療施設においても、カルシウムイオノフォアを使用した卵子活性化処理によって受精障害が改善されたという報告が多くあり、有用な技術として使用されています。卵子活性化処理は保険診療で行うことが出来ます。
現在のところ、カルシウムイオノフォアを用いた卵子活性化処理を行ったことが原因で、生まれた赤ちゃんに何らかの負の影響があったという報告は見当たりませんが、受精卵に対する影響が完全に解明されたものではありません。当院ではICSIで著しく受精率が低い場合や、比較的受精率が低い採卵周期が繰り返される場合に、医師の判断によりカルシウムイオノフォアを用いた卵子活性化処理を行うことが可能です。
クリニック概要
峯レディースクリニック | |
東京都目黒区自由が丘2-10-4 ミルシェ自由が丘4F | |
東急東横線、大井町線「自由が丘駅」徒歩30秒 | |
03-5731-8161(予約制) | |
不妊症治療、不育症治療、ブライダルチェック |
受付時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 |
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8:30~ 11:30 |
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15:00~ 18:00 |
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★院長と非常勤医師の2診体制となる場合がございます。
土曜日は比較的混雑いたします。お待ちいただくこともありますのでご了承下さい。
当院は不妊・不育治療のクリニックですので、お子様同伴でのご来院はご遠慮願っております。
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